[レポート] フリーランストーク#7 〜フリーランスとしてのキャリアを成功させるアイデア&ヒント
フリーランストーク #7
プロパゲートのふかさわです。
このブログは2023年1月24日にオンラインで開催された、フリーランスのためのイベント、フリーランストークのイベントレポートです。私はインタビュワーとして参加しました。
イベントと連動したインタビュー記事はこちらです。
また、次回開催は2024年2月21日(水)になります。参加申込みページはこちらです。どなた様もお気軽にご参加 ください。匿名での質問も可能になっています。
ゲスト
清水 風音(しみずかざね)さん @zane_jpn
10年間の会社員の後、フリーランスに転身。企業の支援をしつつも自身のプロダクト開発に何度もチャレンジし、現在はWordPressをAPI化するOSSのヘッドレスCMS Collections を開発。
セッション
- 経歴
- 社会人18年
- 会社員9-10年、フリーランス9年
- 企業向けパッケージや金融系の堅めのシステム開発をエンジニアとして行っていた
- 30歳くらいにキャリアに悩んだ
- 一旦エンジニアを辞めて、企画のポジションになった
- 仕様を決めて開発をお願いする仕事で悶々としていた
- 開発をするのが好きなのと、自分でプロダクトの開発をしたかったのでフリーランスになった
- フリーランスと自身でのプロダクト開発を両立している
- 投資家にお金を調達してグロースするフェーズも経験した
- 現在開発しているプロダクト
- ヘッドレスCMSである「Collections ドラッグ&ドロップでWordPress記事をAPI化」
- フロントエンドをリッチにしたいがWordPressだと制限があったりするので、フロントエンドを自由に作れるもの
- エンジニア目線でこういったプロダクトが欲しいと思った
- 最初から法人化した理由
- プロダクトを作って事業としてやっていきたかったため
- 税制的にも優遇されてる面もあったので
- わりと軽い気持ちで
- 得意分野
- 技術はバックエンドを長くやった、ネイティブアプリもやった、プロダクトではフロントエンドもやってる、どの領域もやってきたので仕事を受けられる
- プロダクト開発をしているので、エンジニアリング以外に、プロダクトをどうグロースさせるか、もバリューを出せる
- 伸ばしていきたい分野
- AIをどう取り込むか
- 会社でAIを活用することについて(参加者質問)
- 秘匿情報は入力させないなど企業によって決まりがある
- ユーザーテーブル作るなど一般的な部分はGPTに聞くなどはできる
- クラスメソッドではガイドラインがある
- 顧客の許可があればCopilotを使うのを推奨してる部署もある
- いかに一般的な情報を切り出してCopilotに仕事をしてもらうかというよう話しも盛んにしてる
- プロダクトを開発する上で他の人を雇うか(参加者質問)
- プロダクトや受託で開発する場合は雇うこともある
案件
- 案件の獲得
- 最初は知人の紹介により案件を獲得
- 技術の興味分野が変わるので、その時はエージェントを利用する
- インフラよりもアプリの方が技術トレンドが変わりやすい
- どういう基準で案件を選んでいるか
- プロダクトが好きなのでプロダクトが面白いか、成長させたいかを一緒に考えてやれるか
- 長期で契約させて頂く事はありがたい
- お客様と良い関係を作るコツ
- コロナ以降リモート案件が多くコミュニケーションが分断されがち
- 積極的に自分から発信してコミュニケーションを取る
- プロダクトをどううまく作っていくか、一緒によいものを作るか、という環境作りからやってる
- Slackの絵文字をどんどん作ったり
- 雑談、記事を共有、チームで大切にする事を決める
- 楽しい環境で仕事したい
- エンジニアはコミュニケーションなど非開発の部分も多い
- 単価の相場感(参加者質問)
- エージェントが持ってる単価がベース
- 更に上を目指すならプラスアルファをどう作るかが重要と考えている
- 開発にプラスしたセールスポイント、プロダクト開発経験、OSSで技術面が見れるなど
- 単価の決め方
- 単価の下限を決めてる
- その中から面白そうな仕事
- 単価は徐々に上げる
- ある程度のところで案件が少なくなる
- 脱出戦略(参加者質問)
- プロダクト作るのは主軸だが、フリーランスは重要な仕事
- AIが登場してエンジニアがどうなるかわからない
- AIを使える人間は重要になっていくはず
- ↑でプロダクト作っていくなどそれを楽しみに変えられるかどうか
プロダクト開発とフリーランス
- プロダクト開発とフリーランスの工数割合(参加者質問)
- 週5日はフリーランス業務に従事
- 朝と土日にプロダクト開発
- 夜はデザインやアイデア考えたりする
- プロダクト開発との相互作用
- 今の仕事はTypeScript
- フリーランスの仕事の経験としてはRubyやネイティブアプリが多かった
- 学びたい&プロダクト作りたいのでOSSとしてCollectionsを出した
- それが名刺代わりになって仕事に結びついた
- 他の方はあまりやってない
- フリーランスとの相性がよい
- セールスポイントになる
フリーランス
- フリーランスとして働く中での漠然とした不安感(参加者質問)
- 自分もあった
- 新しく学ぶことをどうやって楽しめるか
- それが清水さんの場合はプロダクトを開発すること
- さらに使って頂いた方の嬉しい声を聞いたりする
- 個人でのプロダクト開発とフリーランスの相性はすごく良い
- 同じエンジニアからイイねと言われるとすごく嬉しい
- 複数案件時などの時間管理の工夫
- 別の仕事から戻ってきた時に何をやるかを考える時間がもったいない
- あえてタスクの途中で辞めたり、バグを残して次の仕事に行く
- そうする事で帰ってきた時にやることが明確になる
- フリーランスになる瞬間
- 家族も子供もいたし大きな安泰な会社だったので緊張した
- 仕事を紹介してもらった&会社員をやりながら業務後に数時間フリーランスを試してみた
- 不安に思ってた妄想が杞憂だった
- 誰しも緊張すると思うが踏み出すと意外と楽勝
- 家族に説明するのが大変だった
- リスク管理することが重要 ゼロイチだけじゃないやり方で少し試してやっていけそうか試してみるなど
- フリーランスのメリット・デメリット
- メリット:自分の得意な分野、やりたいことに多くの時間を使える
- デメリット:CTOなどマネージャーなどはなりにくいのでは
- 個人の志向によりそう
- フリーランスとして活躍するために一番大事なこと
- コミュニケーション -> 一緒に仕事すると楽しい、成果が出る、などは見られてる
- 結果次の案件にもつながる
- これからフリーランスになる方へのメッセージ
- フリーランスになる時に緊張感を持ってた
- 始めてみたら楽勝だったし、もっと早くやればよかったと思った
- 次のキャリアにつながるので新しい事にチャレンジするということに対して前向きに踏み出して欲しい
次回開催
次回の開催は2024年2月21日(水)にオンラインで開催します!皆さまのご参加をお待ちしております。
開催者について
このイベントを主催したプロパゲートは、クラスメソッドの子会社です。
- フリーランスに事業会社の案件を紹介するCMパートナーズ - フリーランスの方のご登録をお待ちしております。
- トレーニングや自学コミュニティを運営するデベキャンを提供しています。 - デベキャンコミュニティへの参加お待ちしております。
ここで扱う”フリーランス”とは
ここでは "実店舗がなく、雇人もいない自営業主や一人社長で あって、自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者。" といたします。